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補助金獲得の鍵となる事業計画書の書き方&重要ポイントとは

  • 執筆者の写真: 児玉 陽平
    児玉 陽平
  • 3月31日
  • 読了時間: 4分



「補助金を使って事業を拡大したいけど、事業計画書の作成が難しそう…」


そうお悩みではありませんか? 補助金は、新規事業の立ち上げや事業拡大を目指す事業者にとって、非常に魅力的な資金調達の手段です。しかし、補助金を得るためには、質の高い事業計画書を作成し、審査を通過する必要があります。


そこで今回は、補助金事業計画書作成において、特に重要なポイントを10個に絞って解説します。これらのポイントを押さえることで、事業計画書の採択率をさらに高めることができるはずです。



1. 補助金の目的を理解する

まず、申請する補助金がどのような目的で支給されるのかをしっかりと理解しましょう。銀行融資と違い補助金は募集要項に則った事業計画にする必要があるからです。ここが銀行の融資と違うところであり、「やりたいこと」ありきではなく、「事業が要件に合うか」ということを意識する必要があります。補助金の目的をちゃんと理解できているか?ということがまず最初に抑えておかなければいけないところです。補助金ごとに重点的に評価されるポイントが異なるため、公募要領を熟読し、その目的に沿った事業計画を立てることが重要です。



2. 具体的な事業内容を記述する


審査プレゼンテンションはなく、書類ベースで行われます。つまり誰が見ても理解できるわかりやすい構成にする必要があります。審査する側は審査期間に膨大な数の資料を見ます。なのでわかりにくかったり辻褄が合わないこと、その他不備などがあると落とされてしまう可能性が非常に高くなります。抽象的な表現は避け、誰に、何を、どのように提供するのかを具体的に記述しましょう。図や表などを活用するのも有効です。



3. 市場分析を徹底する


ここも大事なポイントです。サービスや事業を投下する市場が、どのような状況かを客観的に把握した上での事業計画にした方が、より説得力が増します。事業を取り巻く市場環境を分析し、市場規模、競合の状況、ターゲット顧客などを明確に把握しましょう。客観的なデータに基づいた分析は、事業の実現可能性を高ます。



4. 自社の強みを明確にする


多くの補助金関連の計画書では自社の強みを明確に説明することを求められます。競合他社と比較して、自社の事業が持つ独自の強み(技術力、ノウハウ、人材、価格競争力など)を明確に記述しましょう。この強みが、なぜ補助金を得るに値するのかという根拠になります。



5. 収益性を具体的に示す


補助金を獲得できたら事業をスタートするわけですが、収益計画も具体的に想定しておく必要があります。今回の投資に対しての回収や事業計画における収益の見込みを具体的に示しましょう。売上目標、コスト構造、利益予測などを数値で示すことで、事業の持続可能性を説明します。根拠となるデータや計算式も明記することが重要です。ここでは目標値ですので計画が達成できなかったからといってペナルティなどはありません。



6. 資金計画を明確にする


補助金は事業にかかる費用の一部を補助してくれるものですので、自己資金も用意する必要があります。よくある補助率は費用総額の1/2・2/3・3/4です。事業全体の資金計画を明確に記述しましょう。自己資金、借入金など、資金調達の方法と内訳を示すことで、資金調達の実現可能性をアピールします。



7. 実現可能性を示す計画にする


壮大な計画も魅力的ですが、実現可能性が低いと判断されてしまう可能性があります。具体的なスケジュール、実施体制、リスクとその対策などを記述し、計画の実行可能性を示すことが重要です。



8. 審査項目を意識した記述を心がける


多くの補助金では、審査項目が公開されています。公募要領を確認し、審査項目に対応する形で事業計画を記述することで、審査員の評価を高めることができます。



9. 分かりやすい表現を心がける


(2)でも書いていますが、事業計画書の審査はプレゼンテーションはなく全て書類ベースで行われます。専門用語の多用は避け、誰が読んでも理解しやすい平易な言葉で記述することがポイントです。論理的な構成を意識し、誤字脱字がないように丁寧に校正することも重要です。



10. 熱意と誠意を伝える


計画書の中でどのくらいの重要度があるかと言えば決して高くはないかもしれませんが、ひとつ言えることは事業計画書は単なる書類ではありません。事業に対する熱意や、補助金獲得にかける想いを伝えることが大切です。誠実な姿勢で、丁寧に作成することが重要です。



まとめ

補助金の事業計画書作成は大変な作業ですが、これらのポイントを押さえることで、採択の可能性を大きく高めることができます。ミライクリエイトでは補助金関連の事業計画書作成代行を行なっています。ご相談などは以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。




 
 
 

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